タイニーデスクコンサート1 カフェ・タクーバ(メキシコ)

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世界中の多様な音楽グループをNPRのプロデューサー、ボブ・ボイレンの部屋を模したインティメートなステージで紹介するタイニーデスクコンサート。今回はその中から自分が引かれた演奏を紹介する第1回。メキシコのバンド、カフェー・タクーバは、大抵のバンドが長く続かない中で、ほぼ30年初期のメンバーを変えずに演奏を続けてきた。ここでは2012年のアルバムから"Olita del Altamar"、2017年のアルバムから "Diente de León" (ひまわり)、1994年のアルバムから"Las Flores"、そして"Que No"の4曲を披露している。めっちゃ明るいメキシコ民謡の波のようなリズムが鬱々気分も吹き飛ばしてくれる。

しかし、後ろの静かなメンバーに比べて、このどん前に飛び出して、やたら笑顔を振りまいてフレンドリーなリードボーカリスト・ルーベン・アルバランは、間違いなく、お顔も声も服装(なんと和装!)も「ちゃっきり金太」のエノケンの生まれ変わりだ。ちなみにボレロで始まるぶっ飛んでユニークな「近藤勇」大好き。戦争直前の映像だけどその時の日本は決して暗くない。うちの明治生まれの爺さんも若いときにハマった浅草モダニズム。以下についでに紹介しておこう。https://www.youtube.com/watch?v=rj4GokrYRDE