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峠の茶屋 ヨネジーの覚書

峠の茶屋でのゆっくり一服どころか、茶漬けを掻き込んで次の目的地に向かう飛脚さながらの人生。90パーセントがカスかもしれないけど(娘に言わせりゃ100%カス)息が続く限り書き続けていきます。

同じことのくりかえしだが、ちょっと変えてみたら

娘が出勤前にぐちを言う。それに対して何か言ったら、「全然分かっていないよ、あんたは」と乱暴な言葉が返ってきた。「毎日、朝の弁当を作らせていて、なんだ!」と言いたかったが、今日はぐっと押さえた。10年前に亡くなった母親にも同じこと言ってたなあ、とふと思ったからだ。そのときは共感してほしかったのだ、しかし、母親はピントはずれのことを言い娘と同じことを言われた後は、すぐに視線を外して何も言わなくなくなった。それをちょっと真似をしてみた。この辺が母親とは違う芝居っ気だ。黙っていたら娘がトントンと肩を叩いてきた。今日は娘の今の会社への出勤最終日。家を出る前に「私がいなくなってせいせいしたと思うよ。今日は先輩たちにありがとうと言って退社するよ」と言う。「鍛えてくれてありがとうって言ったらいいよ」と私。

みんなに配る菓子折りを持って娘は笑顔になって今日も出勤して行った。